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2018年9月 3日 (月)

邪馬台国は朱の王国だった

『邪馬台国は朱の王国だった』は朱の観点から邪馬台国と大和朝廷に迫る書籍である。本書は産業史の観点で述べる。神話も産業史の観点で読む。人間ドラマが好きな向きには厳しいかもしれない。これは誉め言葉になるか微妙であるが、本当の意味で唯物史観と言えるかもしれない。唯物史観による英雄史観批判は一つの学問的進歩であったと思うが、世の唯物史観の信奉者達を見ると経済観念が乏しく、政治談義が大好きとの印象を受ける。資本主義を批判したくて仕方ない、経済を管理したくて仕方ないというイデオロギーが歴史認識を歪めているのではないか。それに比べると、本書は本当の意味で下部構造を語っている。
邪馬台国や大和朝廷の時代は農業社会とのイメージがあるが、本書では想像以上に交易が活発であったことになる。古代の歴史を交易中心で考えることはフェニキア人など世界史とも重なる。

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